企画業務を人に教えられるようになるための3ステップ
こんばんは。
今日も、こんな時間になってしまいました。
他の人のブログを読んでいて、「看護師で8年目、教える立場」と書かれていたのを見て、ふと、我に返りました。
「俺は今、何年目?人に何か教えられることある?」
2008年入社ですので、11年目に突入してますね。。ずっと企画職をやっていた訳ではないですが、似たようなことは、やってました。
なのに、今のところ、まだ、誰にも何も、教えるような立場ではありません…。
これって、何かが問題だと思うのです。改善すべき何かがあると思うんです。ノウハウがストックされていかない理由が…
先日の土日に、今更ながら、『コウノドリ』という漫画を読みました。主人公は、産婦人科医であり、ピアニストでもあります。
恐らく10年ぐらいは産婦人科医してると思うんですが、もう、かなりベテランの域まで来ていました。漫画だし、架空の話ではありますが、この時にも、自分と重ね合わせて、情けない想いをしました。
なぜ、こうなってしまっているのか、これからどうすれば、経験したことを人に教えられるレベルで習得できるのか、考えたいと思います。
1.仕事内容を言語化
まずは、何の仕事をしているのかを言葉で書き表すことが必要です。
- 何をしているのか
- 何故しているのか
- 事業全体での位置付けは
- 目標は何で
- 制約は何で
- スケジュールはどれぐらいで
- 業界はどこで
- 市場規模はどれぐらいで
- 自社のシェアはどれぐらいで
この辺りでしょうか。
前提となる背景と、具体的な作業レベルから書き出して、それをどんどん抽象化していきます。
ここで、どれだけうまく抽象化して説明できるかが、成長するか否かを分けます。
なぜなら、企画という職種は、全く同じ仕事がほとんどなく、具体だけを考えていては、何もストックされず、次の仕事で何も適用できないからです。
大まかに言うと、何かしらのゴールに向けて、いかにそれを達成していくかの施策を考え、優先度つけて実施し、振り返り、を繰り返してPDCAを回し、達成する、という流れですね。
ただ、これだと抽象度が高過ぎます。もちろん、このレベルの抽象度でも、ノウハウ抽出はできると思うのですが、もう一段、具体化しておきたいところです。
2.ノウハウ仮説を立てる
次に、上記の仕事をうまくやるための、重要因子を考えます。
大前研一はそれを「KFS」と呼んでいましたね。Key Factor of Successです。
やる前は、本当に仮説でしかないのですが、これを事前に考えるかどうかで、天と地ほどのえらい違いがあります。
とにかくやってみてから考えるでも良いのですが、それだと、上手くいくかどうかは運任せだし、やった後にまた、仮説を出して、更にまた検証しないといけないので、遅くなるのもあります。
今の仕事を成功させるには、こうしたらいいんだよ!と、本を書くつもりでいても、良いのかも知れません。
他の本を、読み漁って体系化しておくのも良いでしょう。
3.やって、振り返って、再トライ
最後に、立てたノウハウが本当に正しかったかの検証と、ノウハウの体系化ですす。
体系化して、再トライした際に、狙い通りに目標達成できれば、再現性があると、言えそうですね。
4.まとめ
結局、ここで書いてきたのも、全て、PDCAを回す、ということに他ならないです。
「PDCAをうまく回せるようになること」これを具体化して、追求すべきなのかも知れないですね。
明日も頑張ります。
おやすみなさい。