より良い人生を生きる

日々、試行錯誤中です。

企画内容で意見が割れた時に必要なたった一つのもの

今日は、遅れを取り戻すために、もう1本書きたいと思います。

 

先ほどは、打合せでの失敗を踏まえた反省を書きました。

 

givegivegive.hatenablog.com

 

これはこれで、大切だと思うのですが、実は、今回の企画をスムーズに通すためには、もう一つの要素が必要でした。

 

相手の立場で考え、「今回はこの論点考えないといけないな」と思えてたとしても、今日の時点では、材料が足りていませんでした。

 

材料が足りていないことを先に言っておくことで、少なくとも会議が紛糾することは防げたと思いますが、企画を通すところまではいけなかったのです。

 

何が足りていなかったのか、まずは、起きたことを時系列で振り返ります。

  • 現場で、こういうのがあったら嬉しい、の意見が出た
  • A案とB案が考えられるが、どちらが良いだろう?
  • この人はA案、あの人はB案と言っている
  • A案であれば工数少なく作れるが、B案の場合には時間がかかる
  • 現場で使うことを考えると、B案の方がマッチしてそう
  • A案から先につくって、後からB案に行くことも考えられるが、そもそもA案はつくる必要があるのか?
  • 現場で出た案だから、現場に聞いてみよう
  • 現場で欲しいのって、どういうやつですか?←これが大きな失敗①
  • 回答は来ていないが、いったん仮説で議論←これも2つめの失敗②

 

 失敗②については、上述の記事で反省しましたので、次は失敗①の打ち手を考えていきます。

 

何が悪いかと言うと…

  • 聞き方がふわっとし過ぎ
  • せっかくA案とB案出てるのに、出せてない
  • サンプル数として足りるのか?

今見ると、本当にひど過ぎる進め方をしています。これでは、手戻りの嵐を呼んでしまいますし、この情報だけを見て作ったものが、本当にニーズがあるものかどうか、分からないですね。

 

では、どうするのが正解だったのでしょうか?

 

足りなかったのはこちらです。

 

データ

 

どんなデータがあれば、皆の意見がまとまるのか、それを徹底的に追及して、集めに行かなければなりません。

 

サンプル数としては、少なくとも3桁はいきたいですね。可能であれば、500ぐらいあれば安心です。年齢やエリアなど、いくつかの主要な属性で、世間一般の分布と偏りがないことを確かめておくのも重要です。

 

アンケートを作る時には、作り手と、読み手、2つの立場でのチェックが欠かせません。

 

取りたいデータを取る、という意味では、なんといっても、作り手の立場としての観点が重要で、

  • 聞きたいことが聞けているか?
  • 回答がどうなった場合に、どう動くかが明確か?
  • 他に取っておきたいデータは無いか?

これらはチェックしておく必要があります。

 

読み手としては、日本語の意味が通じるか?だけを気にしておけば良いでしょう。両方の観点で確認したあと、再度、それぞれの観点に戻り、確実に要件を満たしていることを確認します。

 

定量データの上手な取り方については、また別の記事で書きたいと思います。

 

今日はこの辺で仕事に戻ります。