より良い人生を生きる

日々、試行錯誤中です。

組織で意思決定するうえで重要な3つのこと

おはようございます。最近、せっかく何人かの方に、訪問していただいているというのに、また、仕事の方に気を取られてしまい、更新が滞ってしまっております…。

 

こんなことでは、いけないですね。頑張って、継続したいと思います。今日で遅れた3日分を取り戻します!

 

今日は、最近気になっているテーマについて考察します。

 

この半年間、チームのリーダーを任されていたのですが、「あれ、自分のチームの範囲内のことなのに、自分以外の誰かが決めている…」ということが何回かありました。本当に、恥ずかしい限りなのですが、リーダーと言われながら、意思決定するうえで、意見を求められない状況です。

 

しかし、これって、もちろん能力を発揮できていない自分自身に問題があることは認めるのですが、組織の対応として、おかしいと思うのです。なぜなら、この事実を知った時点で、私の著しく仕事のモチベーションが大きく低下してしまっているためです。私以外の他の誰かにも、悪影響を与えている可能性もあります。

 

また、このままでは、ある領域において、全体感を持って全てを把握できている人がいない、という状況になり、今後、誤った意思決定をすることにもなりかねません。

 

現状、組織で何かを意思決定する、ということにおいて、色々と課題がありそうです。本来は、どういう状態が正しいのでしょうか?3つの観点で整理していきます。

 

 

 

設計時:役割と責任の明確化

「リーダー」とは何なのか、何をどこまで決める人なのか、設計の最初の時点で、関係者で合意しておく必要がありますが、今回はこれができていませんでした。

 

まずは、決めるべきテーマには何があるのか、つまり、役割として具体的に何が求められるのかを出します。そして、それらの役割に誰が責任を持つのかを決めます。

 

今回は特に、2つの領域に跨るテーマに関して、責任が曖昧になっていました。具体的には、例えば、

  1. あるプロダクトの集客施策の実行を決めるのは、プロダクトの責任なのか、集客という機能の責任なのか
  2. あるプロダクトAから別のプロダクトBへの集客施策の停止を決めるのは、プロダクトAの責任なのか、プロダクトBの責任なのか

などですね。

 

1.が決まった背景としては、期末の予算が余っている→このプロダクトの集客が弱い→予算を使おう、という感じで、別に、悪いことではないのです。むしろ、プロダクトに責任を持つ身として、非常に嬉しい話です。

 

しかし、その意思決定に自分が一切関与していないのが、悔しくてならないのです。別の集客施策をもっと低コストでできそうだと考えていたのに、それは無視されたというのもあります。

 

2.については、本当は、両プロダクトのKPI踏まえ、どういうやり方がベストなのかをお互いに話し合わないと、最適化は難しい案件でした。

 

「領域を跨るテーマは、話し合って決める」という決め方でも良いのだと思いますが、とにかく、事前に決めておく必要があります。ただ、普通は、どちらか、組織ミッション上の優先順位の高い役割の方が主体で決める、という形になるのだと思っています。

 

 

実行時:任された側は責任を果たす

 

当然の話ですが、任された以上は、目標を達成するためのスキルセットを獲得し、確実に目標達成しなければなりません。

 

色々と書いてきているのですが、任された身として、「ちゃんと話通せよ!」と文句を言えるだけ、全うに目標達成できていませんでした。また、達成に必要なスキルセットについても、そこまで磨けなかった。

 

これでは、「使えないから外したんだ」と後から言われても、文句は言えません。とは言え、それを言われてから、外されたいところではありますが…

 

 

実行時:任せた側は決めた役割を守る

 今回、組織設計の時点で、役割の細かい部分までは決められていなかったですが、プロダクトの全ての責任は、集客も含め、自分にある認識でした。

 

それが、自分が関与しないところで意思決定されたことで、大きなモチベーション低下が起きました。

 

しかし、今回のように、問題が、「モチベーションの低下」だけに閉じる場合には、そこまで影響が大きくないのかも知れないですね。つまり、役割を守らなくても、実行上は問題が無い訳です。「自分のモチベーションぐらい自分でコントロールしろよ」と言われたら終わりです。

 

これも、上述の、目標達成に資すスキルセット獲得ができていないことが要因です。しっかりスキルセットを持っていれば、「この人に相談しないと危ない」となるのではと想像しています。

 

話しても何も新しい議論が生まれない相手とは、話す意味がない、話す時間がもったいない、と言われても、何も言い返せないのです。

 

でも、そんな状態でも、自分のことは棚に上げてでも、決めたことは確実に守る必要があると思います。 なぜなら、信頼を大きく損なっているからです。先日も夫婦円満の秘訣について書きましたが、どのような人間関係においても、「約束を守る」ことは絶対に必要です。

 

givegivegive.hatenablog.com

 

 

反面教師となりましたが、任せる側、つまり組織を束ねる者としては、最初に決めた役割と違う進め方をすることは絶対にしてはならないと、学びました。

 

 

まとめ

 

どんどんと尻すぼみな投稿となってしまいましたが(汗)、とにかく悔しかったのです!!!役割と責任を事前に決めて、お互いにそれを守る、目標は達成する、ということが大切ですね。

 

自分自身でコントロールできることとして、特にこの中の「目標達成」、および、「目標達成に必要なスキル獲得」を意識して、取り組んでいきたいと思います。

 

今日も頑張ります。