より良い人生を生きる

日々、試行錯誤中です。

相手の立場で考える訓練方法

しばらくブログを離れていて、最も落ちたと思うのが、この「相手の立場に立つ」意識です。逆に言うと、常に自分のことを第一に考える意識が強いということなのでしょう。

もちろん自然と相手の立場に立てる人もいるのだと思いますが、私自身は、よほど意識していないと出来ないことがわかりました。

相手の立場に立てば立つほど、自分のゴールも同時に満たされていくのに、この意識を鍛えない手はないです。

なんとか取り返したくて、手軽に鍛えられる訓練のやり方をいくつか考えてみました。人とコミュニケーションする場面は全て、鍛えるチャンスとして捉えます。

 

こんな人に読んで欲しいです。

  • よく「自分勝手」と言われる人
  • よく発言で場を凍らせてしまう人
  • チームで働くのが苦手な人

 

会議

ビジネス上、最も多いのがこのシーン。単に自分が気になるという理由だけで質問したり、自分が良いことに気付いたことを主張したいために発言したり、そういうことを確実に防止する必要があります。

そのために、発言する度に以下を自分に対して問いかけ、チューニングしたうえで発言するようにします。

  • 皆んなは、この場で何を期待してるか?
  • 自分の発言は、期待に応えられてるか?
  • 差分を見た上で、それでも発言する価値があるか?
  • 皆んなの頭からスタートした時に、差分を埋めるための枕詞は何か?

 

資料作成

ビジネス上、次に多いのがこちらです。資料を作成する時には、以下の手順を踏みます。

  1. 資料を作成
  2. 読み手になりきって、読み手が何を大事にしているか想像
  3. 読み手の立場で、大事にされたいことが実際に大事にされているかを確認
  4. 読み手にとっての疑問、不満を洗い出す
  5. 資料に反映すべきところと、手持ちで持っておくべきところを識別する

 

メールやLine

こちらは、そこまで多くなく、重要でもないですが、毎回、意識することは非常に重要です。言っていることは、資料作成と同じです。

  1. 文章を書く
  2. 読み手になりきる
  3. 違和感を直す

 

普段の何気ない会話

何でもかんでも、思ったことをそのまま伝えるのではなく、ある一定のポリシーに基づいて発言していくべきです。

例えば「命大事に」とか「ガンガン行こうぜ」とか。そして、そういう方針を出すうえで、その場にいる人の目指すところを念頭に置く必要があります。

 

ブログ

まさに、このブログもそうです。意識すべきことを挙げておきます。

  1. 読み手が誰かを明らかにしておく
  2. その読み手が読んだ時のことを想像
  3. 足りないパーツを埋める

 

まとめ

結局、同じようなことを続けて書いてしまいましたが、とにかく、いつどんな時でも、常に頭の中を「相手の立場ならどう考える?」の問いで占拠させておくべきです。