読み物で「ワクワク感」を出すためには?
こんばんは。今日は、社会人になって以来、1番かも知らないぐらい、学びの多い1日でした。忘れないうちに、代表的なものに絞って、内容を記しておきます。
何が学びだったかって、「聞いててワクワクする」のメカニズムを明らかにできたんです。ページをめくる度に、「次は何が書かれてるんだろう?」と、楽しみになる、あの感覚です。
今回は、ある企画案をPPTで説明、というシーンでしたが、ブログでも同じことが言えます。同じようなテーマで書かれていても、読んでいてワクワクするものと、そうでないものと、ありますよね。その違いと、違いを得るやり方を解説します。
なぜ、そう思わせることができるのか?
要素としては2つの掛け合わせです。
新規性×納得感
まずは新規性ですが、他の誰かが言っているものではない、独自の視点、新たな視点、ということです。
違う言い方をすると、既視感があってはいけないのです。つまり、他の誰か、他の何かをコピペばかりしているようでは、一生、人をワクワクさせることは無理だと言うことです。
「守破離」という言葉があるように、ある時期までは、コピペも必要なのだと思います。しかし、どこかで、意図的に、卒業していく必要があるのです。
そして納得感です。新しさがあっても、要素の抜け漏れがあれば、全く説得力がなく、読み進めること自体、困難です。
もしくは、新しく出した仮説に対して、なぜ、そう言えるのか?を問うて答えを出さなければ、その場合も、説得力があるとは言えず、心からワクワクすることができません。
具体的に、どうすれば良いのか?
新規性と納得感のうち、重要で、かつ難しいのは、新規性の方です。具体的には、
インプットの質×量
によって引き出しの数を増やしたうえで、それをうまく引き出すための
アウトプットの質×量
をこなす必要があります。
言葉で書くと、色々考えながら多く読んで多く書く、と、非常に単純で、これ自体、何のワクワクも無いのですが、重要なのは、それぞれの質を上げる方法です。
まずはインプットの質ですが、
自分の内なる声に耳を傾ける
これが非常に重要です。ちょっとした疑問や、感じたことを逃さないことです。そして、疑問に感じたことに対しては、必ず自分なりの仮説を出して、検証までしなければなりません。
本記事についても、まさに、ワクワク感→なぜ?→きっとこうに違いない(イマココ)→PV数やイイネの数で検証、という流れで進めています。
続いてアウトプットの質ですが、
相手の第一想起を予想して裏切る
これにより、今時点でのインプット経験から、アウトプットの質を最大化できます。
インプットが少ない状態だと、それが制約となって、アウトプットの質を上げられないのでは?と思われがちですが、そんなことはありません。
本記事での例で言うと、方法論の階層の深さで、読者の期待を(良い意味で)裏切っている(はず)。皆さん、ここまで深掘りされているとは、思わなかったですよね?
最後の決め手は、相対的なもの
色々と書いてきましたが、ワクワクするかどうかに絶対的な基準はなく、どのレベルで説明すれば、皆んなをワクワクさせられるのか?を定量的には言えません。読み手のそれまでの経験によって、ワクワクしてもらえるかどうかが決まります。つまり、読み手によって、結果は異なるということです。
書き手たる者、読み手を上回らなければ、ワクワク感を醸成するのは難しい、ということですね。
以上、今日の気付きでした。長文お付き合いいただき、ありがとうございました!