娘の運動会におけるPDCAサイクルについて
こんばんは。この3連休、娘の運動会でだいぶ日焼けしてしまいました…。
連休明けはしんどいですが、本日も頑張って更新していきたいと思います。
先日から引き続き、PDCAサイクルについて思考を深めていきます。
前回の記事で、事業を成長させるめには、PLAN、というより、KPIに影響する因子が何かの仮説がまずは必要、ということを書きました。
娘の運動会についても、同じように当てはまるのだろうか?と、娘を応援しながらぼんやりと考えていました。結果をまとめておきたいと思います。
1.成功の定義
まずは、運動会で何を達成すれば成功と言えるのかを定義します。企業で言うと、売上や利益、利益率など、大事にしたい指標(KPI)ですね。
立場が変われば定義が変わると思いますので、ここでは、「親として」の立場で考えていきます。
ズバリ、以下の2点に集約されると思います。
- 娘の雄姿を肉眼で見て、写真に撮る
- 家族みんなでおいしく弁当を食べる
仕事であれば、通常、何がどうなれば達成、未達、の定義は明確になっていることが多いと思いますが、それが明確でない活動のPDCAを考える場合には、きちん決めておく必要があります。
2.KFS仮説
続いて、上記で定義した成功を得るために、何を満たせばよいのか、重要となる要素を抽出していきます。
「娘の雄姿を肉眼で見て、写真に撮る」
今回は、こちらについて、まずは必要な作業全体を見ていきます。そして、その中で、特に重要なもの、成功に大きく影響するものがどれかを見ていきます。
- 各競技の娘の配置を確認しておく
- 場所を取る
- カメラを準備する
- プログラムに合わせて該当の場所に行く
- 肉眼で見る、写真を撮る
全体としては、こんな感じでしょうか。
そしてこの中で、重要な因子はどれか?
場所
ですね。いかに良い場所を取れるかどうかで、成否が変わってきます。
また、肉眼で見るだけでなく、写真に納めることを考えると、
カメラ
こちらも重要な因子になります。
3.PLAN/DO
続いて、実行フェーズに入ります。どうやって良い場所を取るか考え、実行するところです。
良い場所を取るためには、並ばないといけません。うちの幼稚園では、「7時より前には並ばないでね」というルールが敷かれており、7時を目指して、6時40分頃家を出発しました。
ほとんど7時ちょうどぐらいに会場に着いたのですが、既に長蛇の列が…。次回以降、改善するとすれば、家を出発する時間が一つ、ありそうです。
そして、実際に取れた場所は、2列目のど真ん中!事前に、娘のダンス配置場所は真ん中あたりと聞いていたので、最初から真ん中狙いでした。最前列ではないものの、悪くはないという印象でした。
4.CHECK
さて、抑えていた場所で、果たして娘の演技は見えたのでしょうか?そして、演技が良く見れたとして、「この運動会は良かった」と心から言えたのでしょうか?結論から言うと、評価はともに、マルでした!
ここで、評価の観点が2つある、という点が非常に重要です。
PLAN/DOの評価
こちらは、「取った席で演技が見れたか?」という問いですね。これがYESだったのは、最前列ではなかったものの、中腰の高さで見れば、前の人が気にならないレベルで見ることができたためです。
もう一つの因子、カメラが「望遠レンズ」を装着していたことも、良い感じで見れたというか、良い写真を撮れた要因でした。
改善点を強いてあげるとするならば、今回、席にお茶を置いておいたのですが、炎天下のもと、沸騰寸前まで温められてしまっておりました。
撮影の合間にのどが渇くことがあったのですが、とてもじゃないですが飲める状態でなく、我慢するという事態が起きてしまっていたため、次回以降、「クーラーボックス&お茶」も席に置いておくと、より満足度が高まりそうです。
KFS仮説の評価
一方でこちらは、「演技が見れたことで運動会の満足度は高まったか?」という問いです。これもYESだったのですが、その理由は、演技から、これまでにどれだけ頑張って練習してきたのかが伝わってきて、娘の大きな成長を感じられたためです。
また、演技についての感想を娘に伝え、その頑張りをたたえ、家族で盛り上がったことも大きかったように思います。
5.ATCION
最後に、改善点の反映です。今回は、CHECKの時点で、目標から大きく外すことがなかったので、余り反映することがないのですが、本来だと、
- KFS仮説を高めるための行動改善
- KFS仮説自体を別のものに見直し
のうち、いずれかをやることになります。
まとめ
結論、運動会であれ、同じように当てはめることができそうですね。今回、これを書いてみて、振り返りが大きく2段階必要である、という点に気付けたのは、収穫でした。
それにしても、娘はどんどん成長していきますね。なんともう、来年は小学校です。来年の小学校の運動会でも、今回の反省を活かし、特等席をゲットして、満足のいく運動会鑑賞を目指したいと思います。