肉体労働者と知能労働者を分かつものとは何か?
おはようございます。昨日も、夜中の3時頃まで仕事をしてしまいました…。今は妻が育休中なので、まだ生活できていますが、来年から共働きに戻った瞬間、地獄と化すことは目に見えています。今のうちに、労働環境を改善する方法を模索しておきたいと思います。
これまでもずっと、土日を過ごす度に、
- 「もっと効率的に働こう」
- 「もっと平日にも自分の時間を作ろう」
- 「もっと振り返りに時間を使おう」
と宣言するものの、平日が始まるといつも、また元の生活に舞い戻ってしまいます。
世の中には、このようにダラダラと長い時間働く人と、スマートに短い時間で結果を出す人と、2極化が進んでいると思います。ダラダラと働く人は、いつまで経っても生産性をあげられず、同じような作業を繰り返し続けます。
短い時間で結果を出す人は、空いた時間で更に自分の力をブラッシュアップして、更に生産性を高めることができるので、差が開き続けるのは自明です。
では、前者と後者の差は何なのか?どうすれば、その差を、しかも高速で埋められるのか?そして、追い越すことができるのか?この問いに対する答えを見出したいと思います。
まずは、両者の差分を考えてみます。
- 知能派は会議が多いが、肉体派は作業が多い
- 知能派はコミュニケーションが得意、肉体派は成果物を形にするのが得意
- 知能派は守備範囲が広く、肉体派は領域特化
- 知能派の思考は抽象度が高く、肉体派は思考が具体的
- 知能派はPDCAを回す周期が短く、肉体派は長い
ザッと思いつく範囲でこんなところでしょうか。
これで網羅されているのか、これらの全てが本当に当てはまるのかの議論はいったん置いといて…この中で、知能派と肉体派を分けるキーファクターは何でしょうか?キーファクターとは、「この1つを改善することで、他の全てにも波及して改善される要素」のようなものを指しています。
挙げた項目のなかには、努力して直接変えられる(気がする)ものと、直接的には変えられそうにないものがあります。大きく分けて、1と3は、結果としてこうなっているもの、2と4と5は、プロセス的な要素、つまり、努力して直接作用していける要素ではないかと思われます。
プロセス的な要素で差分を埋めに行くとした場合に、下記を意識していくことで、より知能派に近付けるのではないでしょうか。
- 成果物を作ることよりも、人とのコミュニケーションを重視する
- 思考の抽象と具体の位置付けを考えて、なるべく抽象度を上げて思考する
- 小さな実験を繰り返してPDCAを早く多く回す
でも、まだこれだと、1つに絞りきれていないですね。
もっとシンプルに考えると、知能を使うのか肉体を使うのか、ということは、すなわち、頭を使うのか体を使うのか、ということだと思うので、「体より頭を使うようにしていくためには、どのような習慣を持つ必要があるか?」という問いが適切です。その問いに答えるのであれば、以下の優先順位となるでしょう。
- 小さな思考実験を繰り返して、思考の回数・量を増やす
- 毎回の思考の抽象度を上げていき、思考の質を上げる
- 思考したことを速く正確に他人にアウトプットできるようにする
まとめとしては、とにかく、このブログを継続し、思考の回数を増やすのが、まず最初に取り組むべき課題であることが分かりました。引き続き頑張りたいと思います。